先日、昔から疑問だったことが解明し、
久々にスッキリ感を味わいました。
何かって言うと、クルマのオートマチックについて。
普通の自転車のギアは、
後輪側に大きさの違う円盤が何種類かついていて、
大きい円盤にするとペダルが軽くなり坂道スイスイ。
小さい円盤だと重たくなって
スピードぐんぐんになりますよね。
ギアを変えるときには、
違う円盤にしなきゃいけないので、
ガチャガチャと音をたてながら
チェーンを架けかえる。
子どものころから、
あのしくみを見てきたので、
チャリじゃなくクルマも
同じなんだろうなと思っていました。
ただし、
人間の足の何百何千倍も
高速で回転するエンジンなので、
ギアを変えるとき何らかの工夫をしないと、
ガチャガチャどころの騒ぎじゃなく、
ぶっ壊れちゃう。
そこで、
エンジンの回転がタイヤに伝わるのを
一旦切り離す役目としてクラッチがある。
クラッチ切り、
動きが伝わらないようにしてる間に、ギア変速
──ぼくはそう解釈してました。
さてさて、
じゃあオートマチックって、クラッチないじゃん。
どうなのよ?
……これが、時々思い出しては
「なんでだろ?」っと一瞬考え、すぐに忘れる、
を繰り返していた長年の疑問だったんです。
その答え、つい最近、知っちゃいました。
犯人は、じゃなかった主役は「油」でした。
エンジンの回転は直にタイヤに伝わるのではなく
油を介するんだとか。
扇風機を2台向き合わせて
1台だけ回したとき、
間にある空気を通じて力が伝わり、
もう1台もそのあおりを受けて回る。
その空気と同じ役目を、
油(オイル)にさせているんだそうです。
回転するエンジン側 ─ オイル ─ タイヤ側
って感じに組み合わせて、タイヤ側に動力を伝える。
だからギアが変わっても、
衝撃は和らげられるんだそうで。
あれ? こここには
『剣豪将軍義輝(中)孤雲ノ太刀』
の感想書くはずでした。
でも長年の疑問が晴れたのが嬉しくて、
それだけになっちゃっいました。
ごめんなさい。
本はすごく面白かったです。
宮本昌孝
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