2014年12月26日金曜日

『剣豪将軍義輝(中)孤雲ノ太刀』(宮本昌孝)読みました。

先日、昔から疑問だったことが解明し、
久々にスッキリ感を味わいました。
何かって言うと、クルマのオートマチックについて。

普通の自転車のギアは、
後輪側に大きさの違う円盤が何種類かついていて、
大きい円盤にするとペダルが軽くなり坂道スイスイ。
小さい円盤だと重たくなって
スピードぐんぐんになりますよね。

ギアを変えるときには、
違う円盤にしなきゃいけないので、
ガチャガチャと音をたてながら
チェーンを架けかえる。

子どものころから、
あのしくみを見てきたので、
チャリじゃなくクルマも
同じなんだろうなと思っていました。

ただし、
人間の足の何百何千倍も
高速で回転するエンジンなので、
ギアを変えるとき何らかの工夫をしないと、
ガチャガチャどころの騒ぎじゃなく、
ぶっ壊れちゃう。

そこで、
エンジンの回転がタイヤに伝わるのを
一旦切り離す役目としてクラッチがある。

クラッチ切り、
動きが伝わらないようにしてる間に、ギア変速
──ぼくはそう解釈してました。

さてさて、
じゃあオートマチックって、クラッチないじゃん。
どうなのよ?
……これが、時々思い出しては
「なんでだろ?」っと一瞬考え、すぐに忘れる、
を繰り返していた長年の疑問だったんです。

その答え、つい最近、知っちゃいました。

犯人は、じゃなかった主役は「油」でした。
エンジンの回転は直にタイヤに伝わるのではなく
油を介するんだとか。

扇風機を2台向き合わせて
1台だけ回したとき、
間にある空気を通じて力が伝わり、
もう1台もそのあおりを受けて回る。

その空気と同じ役目を、
油(オイル)にさせているんだそうです。
回転するエンジン側 ─ オイル ─ タイヤ側
って感じに組み合わせて、タイヤ側に動力を伝える。
だからギアが変わっても、
衝撃は和らげられるんだそうで。

あれ? こここには
『剣豪将軍義輝(中)孤雲ノ太刀』
の感想書くはずでした。

でも長年の疑問が晴れたのが嬉しくて、
それだけになっちゃっいました。
ごめんなさい。

本はすごく面白かったです。 




剣豪将軍義輝 中 孤雲ノ太刀<新装版> (徳間文庫)
宮本昌孝
徳間書店 (2011-11-02)
売り上げランキング: 18,533



**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************