2014年11月27日木曜日

『鹿の王 (上) 生き残った者』(上橋菜穂子)読みました。

高校時代、
部活でバドミントンをやっていました。
今でも年に一度OB会があり、
そこで遊びのゲームをします。

でも、そのとき戸惑うのがルールの違い。

今は、サーブ権のあるなしに関係なく
ショットを決めるか相手がミスすれば
得点できるラリーポイント制です。

ところが、ぼくがやっていた当時は、
サーブ権を持っていないと、
いくらスマッシュを決めても点数は入らない
サーブ権ポイント制だったんです。
(↑この名前はぼくが勝手につくりました)

まあ、それだけなら別に迷うことはないんですが、
このルール変更にともなって、
ダブルスでのサーブのやり方が、
複雑怪奇(←ぼくにとって)になっちゃったんです。

ダブルスの二人のうちどちらがサーブするか、
半分に分かれているコートの右と左の
どっち側から打つのか……

「偶数だから右だよ」とか、
「前回はぼくだったから、今度はあなた」とか、
その度ごとに教えてもらうんですが、
何度やっても、いまだにそのしくみが覚えられません。

もっと単純に、初めての人でも
すぱっと理解できるやつにしてほしいんだよな。

で、この『鹿の王(上)』。

もっと単純に物語を組み上げてもらえると、
うれしかったな。
でも下巻を読み進めるとその印象も変わるのかな。



鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐
上橋 菜穂子
KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング: 1,409


**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************