2014年10月20日月曜日

『Another(上)』(綾辻行人)読みました。

不思議な夢を見ました。
先生と二人で酒を飲んでいる夢。

小学校から映画学校まで、
どの時代に習った先生なのかは不明で、
というより夢から覚めた直後に、

「これまで、あんな先生に教わったことないよね?」
「なぜ先生と呼んでいるかもわからない、
 だって初対面でしょ?」

と頭の中で自分に問いかけていたくらいです。

でも、その酒の席では、
先生が、ぼくの記憶の中にある出来事を
一緒に経験してきたみたいに話してくれる。

「そうですね、なつかしいですね」
なんて相づちを打ちながら、
ぼくも興に乗って、お酒もどんどん進む。

そうするうちに、
先生の髪の毛が変なことに気づくんです。
髪の毛というか、目というか。

向かって左の目に先生の前髪の先が触れ、
やがてその髪の先端が
目玉の表面をなぞるようにゆらゆら動くんです。

ワカメみたいに揺れたかと思うと、
ワイパーみたいに規則的な動きになったり。

「先生!髪の毛、目に入ってます!」
とぼくが言うと、先生は、
「ああ、これね、いいのいいの」と笑う。
そこで目が覚めちゃったんです。

で、この『Another(上)』。

この本を読んだから、そんな夢を見たんだと思います。
早く続きの下巻を読もうっと。
夢の続きも見られるかもしれないから。



Another(上) (角川文庫)
綾辻 行人
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-11-25)
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