2022年3月31日木曜日

『1ドル銀貨の遺言』(ローレンス・ブロック)読みました。


積み上がった読了本を
やっとこさでやっつけることができ、
今回は読み終えた翌日に
これを書けています。
プレッシャーがなくなって
よかった、よかった。

前回までの10冊溜めてしまった状況は
自分史上初でした。
それがなんと今回もまた、
新たな初記録になってるのに気づきました。

1月と2月の読書数です。

例年2月は、あやれこれやが立て込む時期で、
そいつらが本を読む時間を圧迫してくれるので、
冊数が減っていた。

1月にたくさん読めて
「おお今年は充実するかも」とニヤニヤしても、
月が変わると即座に期待は砕かれる。

だからこれまでは
「1月>2月」の法則が常に成り立っていたんです。

ところがどっこい今回は
1月=8冊で2月=9冊と逆転してます。
ひどいときには10冊と4冊なんてときもあったのに。

思い返して分析すると、
1月の終わりにあと十数ページで読み終えるのが2冊あり、
2月に入ってすぐその2つがカウントされたからなのでした。
以上、どうでもいい報告でした。

で、この『1ドル銀貨の遺言』。

まあまあ楽しめました。
ブロックさんもあと数冊で制覇。




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2022年3月29日火曜日

『戦争獣戦争(上)』(山田正紀)読みました。


ここに疑似感想文をつくらずに、
読み終えた本を積み上げたままにして
溜めた9冊プラス1冊分の処理作業。

やっとゴールです。

スムーズに書き進められるよう、
「ぼくの1日」という
続き物のネタで通すことを思いつき、
やってみたものの、
最終1個手前の前回で到達したのは、

起床しトイレに行き、
寝室に戻って窓とカーテンを開けるまで。

よって残したこの1回分で
「1日」の終わりまで紹介するのは
到底無理です。

その言い訳するだけで、
もうこんなに書いちゃったし。

なので、
連載物は今回で一旦中断するとして、
いつか溜め本が10冊以上の記録に届いたとき、
再開するとしましょう。

そのときは、
これまで綴った内容は忘れているだろうから、
再度起床から始めるとして。

つーことで、
窓を開けてベッド脇に立ったぼくは、
くしゃくしゃ姿の枕と布団を床に落とします。

すると剥き出しのシーツが現れるので、
そこに表現されているシワシワを伸ばす。
世にいうベッドメーキングですね。

ピンってなったシーツの上に、
ピンとなるように叩いた枕を乗せ、
ピンとおっぴろげた布団をかける。
……そこまでにしときます。

で、この『戦争獣戦争(上)』。

なかなか話が進まず、
「ぼくの1日」を思い出しました。




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2022年3月25日金曜日

『プロジェクト・ヘイル・メアリー(下)』(アンディ・ウィアー)読みました。


次の1冊で終わるはずの「ぼくの1日」シリーズ。
その続きです。

前回の三谷さんの対談本のときには、
朝イチで行ったトイレから出てくるとこまで。

その時点ではベッドから出て
まだ数分しかたっていないのですが、
溜まっていたものを放出した分、
ぼけぼけだった頭も少しはかすみが晴れてきます。

次に向かうのは、
さっき抜け出したベッドです。

ショートカットするために、
和室を斜めに横切り
(この言い方へんですね。
 「斜め」と「横」は違うだろうから
 「和室を斜め切り」なら2つの言葉が
 ぶつからなくていいんだろうけど、
 そんな日本語はあまり聞いたことない。
 なので、よしとしときます)
寝室へ。

さっき開けたままにして通ったドアのノブに
寝巻きにしているスエットの袖を
引っ掛けたりして少しつんのめったりしながら、
ベランダ側のカーテンとガラス戸を開ける。
このとき網戸が一緒に引っ張れないよう注意。

3月くらいだと朝焼けの空、
それより前の冬場だとまだ夜、
もっと季節が進むと
すっかり朝日を拝めます(6階)。

頼みもしないのにまた朝が来たなんて
ポンキッキーズみたいなこと考えつつ、
小窓にあるカーテンも開けて、ベッドの脇に立つ。

目の前にあるのは、
枕、布団、シーツのくしゃくしゃした姿です。
ここらで次回に続く…
でも、あと1冊分じゃあ「1日」に
ならなでしょうね、きっと。

で、この『プロジェクト・ヘイル・メアリー(下)』。

とっても面白かったです。




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2022年3月23日水曜日

『ボクもたまにはがんになる』(三谷幸喜/穎川真)読みました。


ネタ続き物の疑似感想文。「ぼくの1日」。
第何回目になるか忘れたけど、
たぶん5、6回目。

そんなに続けているのに、
まだ、朝起きてトイレに行くまでの
ほんの数分間を紹介しただけ。

京極夏彦さんの小説(いやエッセイかも)に、
プルーストの『失われた時を求めて』が
ショートショートに見えるほどの
大々大長編作品を執筆中の
仙人のような作家が登場する話があって、

その作品は自分の身体を題材にしていて、
もう何千枚もの原稿用紙に文字を埋めているのに、
まだ足先の親指の爪の描写の途中だ
というエピソードが出てきました。

それを真似したいわけではないのですが、
キーボードをペコペコ打っていると、
なぜか本筋から離れた話題になってしまい、
そんなことになっている。

ほら、もうこんなに書いちゃった。

戻しましょう。
朝のトイレから出るところに。

ジャーと流して、
タンクの上のとこから出てくる水に手を、
というか指を、ちょろっとくぐらせ、
横にかけてあるタオルを、
これまたちょろっとなでて、
(このとき、濡れた指が
 タオルにヒットするのは10回に1回。
 まだ寝ぼけているので)
ドアを開ける。

で、この『ボクもたまにはがんになる』。

大河ドラマで使われたセリフの背景が見えました。
ふーっ。あと2冊。




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2022年3月17日木曜日

『朝日新聞記者の200字文章術』(真田正明)読みました。


読んだ本の感想を発表する体裁にしていながら、
その実、中身は横に写真を並べているだけの
書籍とは何の関係もない内容なので、
(いや少なとも最後の2行は
 関連づける努力をしています)
著者さんや関係する方々から、
お叱りの声を受けちゃうのではないかと、
最近ひやひやしているんですが、

ぼくの左肩に乗った半透明の性悪リトルピープルが
「言論の自由ってもんがあるよ、平気平気」
と言うもので、

加えて、
右肩のエルフが戒めてくれると思いきや
「書籍の内容とかけ離れていても、題名を示すだけで、
 ごくわずかかもしれないけど世に広めている。
 役に立ってるよ」
とささやくもんだから、懲りずに続けます。

よし、「続ける」って言葉が出てきた。
なので「続ける」つながり、いきます。

前々からの続き「ぼくの1日」です。
確か5時5分起床で、
トイレに行くところまで話しました。

溜まった水分を解放し、
じゃーと流してトイレを出ていく。

あっそうだ。
このときは「小」なんですが、
「大」のときと同様に、
便座に座ってこなします。

昔は立った姿勢でいたしていたのですが、
外側に放ってしまったのに気づかずにいたことがあり、
その痕跡を後から入った家族が拭き取っていて、
ぼくがその痛ましい姿をたまたま目にしてしまい、
何てだらしのないやつなんだぼくは、
と痛感してから、
座位で放水口を抑えつつするようになりました。
以来、こぼさなくなりました。

で、この『朝日新聞記者の200字文章術』。

ためになりました。よし、あと3冊分。




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2022年3月15日火曜日

『冬を怖れた女』(ローレンス・ブロック)読みました。


ぼくの1日という
誰も関心を持ちそうにないネタで、
続き物の疑似感想文を、
これ入れてあと4冊分、一気に書く
と告知してから早3日たってしまいました。

(一気に書くとは「1日で書く」の意味で、
 ここにアップするタイミングとは異なります。
 アップは書き溜めストックしたものを
 ちょろりちょろりとやってます)
 
したらなんと、
その3日の間にもう1冊新たな本を
読み終えてしまったんです。なので、あと5冊。

水前寺清子さんの歌のようです。
(あ、でも「三歩進んで二歩下がる」だと一歩前進ですね。
 今回はそうじゃなく「一歩進んで二歩下がる」感じです)
まあそれは、ぼくの人生を象徴しているような展開なので、
慣れているから大丈夫。
(結局後ろに進んでいるんです。方向が違うだけで
 前でも後ろでも、進んでいるんだからいいじゃないですか。
 本当はどんなものにも、たとえ自分自身の意志にも、
 動かされずに止まっていたいんですけど)

あっやば。こんなに書いちゃった。
しかもカッコ内の文字ばっか。
「ぼくの1日」の続きじゃないし。

で、この『冬を恐れた女』。

それなりに楽しめました。
あと4冊。次回は「1日」続けます。




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2022年3月10日木曜日

『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)』(アンディー・ウィアー)読みました。


ということで、前回から続く
(というかもっと前から続く)
ぼくの1日。

疑似感想文(『三世代探偵団〜』の回、参照)の
執筆ノルマはこれを入れてあと5冊。

その5冊分は、
天国に近いシワシワ機関からの助言により、
同じネタで通す続き物になります。
(『同志少女よ〜』の回、参照)

ほんで前回は、5時5分起床まで話しました。
ベッドから抜け出ただけ。

その30分前くらいから、
下腹部が腫れているように感じていて、
その感覚に対し、いやまだ大丈夫
と言い聞かせながら瞼は開けるものかと
意固地になっています。

だから立ち上がったときは、
自然の訴えに素直に従いトイレを目指す。
(たいていは夜中に1度起きて、
 溜まった水分を放出しているんですが、
 それでもこの朝イチのときには
 結構な勢いで出ていくので、
 おいおい干からびちゃうんじゃねか、
 と少し心配になります)

目指す場所まで約10歩。
最初のベッドから寝室のドアまでは、
ふらつく寝ぼけた足取りで3歩ほど。

ドアを開けて次の足を踏み出すか、
さらにもう一歩かってところで、
台所からカミさんが
「おはよう」と言ってくれます。

下腹部に排出すべき水分を溜めた
ぼやぼや頭のぼくは、
きちんとした挨拶の言葉を出せず、
「おいん」みたいな音を
口からとも鼻からとも不明な場所から
発して応えます。
ちゃんとしなくて、ごめんね。

で、この『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)』。

面白かったです。
面白かったけど、えっ、そっちいっちゃうの、
それで面白くなるの、って不安もありの上巻。

未執筆の疑似感想文はあと4冊分で、
その最後がこの本の下巻です。
早くそこまでたどり着きたいです。




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2022年3月8日火曜日

『鎌倉殿と呪術』(島崎晋)読みました。


ということで、
ぼくの1日(前回参照)。

ここ数年、
平日はほぼ同じタイムスケジュールで
過ごしています。
(休日も休日なりにほとんど同じだけど、
 お出かけとかあったりするので多少は変動します。
 それいうと平日もだけど。
 でもまあ平日はほぼ会社で、外出はまれ)

まず朝。
夏でも冬でも(春でも秋でも)
5時ちょい過ぎに起床します。

カミさんが家族みんなのぶんの朝食と
お弁当をつくってくれていて、
そのために4時過ぎに起きるので、
台所のほうからまな板と包丁のトントントンとか、
レンジのチンとか、水道のジャーッとかの
心地よい音が流れてきて、

ベッドの中で頭がぼんやり起き出して、
そこからうつらうつら
1時間ばかりうだうだしつつ時計を確認して、
もうそろそろ年貢の納め時だ
とばかりに布団から出ていきます。

枕元の時計は
長い針と短い針がくるくるしてる
アナログ目覚まし。
なぜかこれが35分進んでいて、
きちんと合わせればいいのにやらないから、
5時40分を指したら起きることにしています。
日本の標準時間でいえば、
5時5分になるんでしょうね。

で、この『鎌倉殿と呪術』。

今年の大河ドラマを観ている人には
もれなくおすすめしたい一冊。
ちなみに著者さんは、
同じ高校に通った同級生の友だちなのでした。
すごいな、こんな本書けるの。

えーっと、あと5冊。




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2022年3月3日木曜日

『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)読みました。


ということで、
これを入れてあと7冊分の
疑似感想文の作成ノルマが残っています。
(前回参照)

ここからは一気に書き上げたい。
そのためにはどうすればいいか。
それを、地面から一番遠いところについている
ぼくのへなちょこ脳みそに問い合わせてみました。

返ってきたのは
「いっそのこと続き物にしちまえ」
という投げやりで無計画なアイデアです。

あちゃー。さすが地に足がついていない、
いや足にはのっかているけど
地面から遠く天国に近い位置にある
シワシワ機関からの教えです。

でもまあ、無計画ってのは、
先のことなど考えないで今日を生きる
という思想につながり、
それはジョン・レノンさんも
『イマジン』で訴えている。

あれは「投げやり」とは違うけど。

……そんな瑣末は気にしないで、
天国からの意見を採用してもいいんじゃない、
って気分になってきました。

しかし、続き物といったら、
ストーリーを考えなきゃいけないんだから、
そっちのほうが大変で、
1回ごとに行き当たりばったりのネタを
こしらえて済ましちゃうほうが、
オール・ザ・ピープル・リビング・フォー・トゥディ
になるんじゃない。

いや待てよ、
ぼくの1日を時系列で記述していけば
続き物にできるかも……と次回に続く。

で、この『同志少女よ、敵を撃て』。

いい感じで読めました。
次回作に期待です。
あと6冊。




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2022年3月1日火曜日

『三世代探偵団 枯れた花のワルツ』(赤川次郎)読みました。


前回も言ったように、
これを入れてあと8冊分の疑似感想文
(こんな疑似なんて堅そうな文字は使わずに
 これまでは「感想文もどき」と表記していたのですが、
 それだと最後の三文字がひらがなになってしまい、
 多くそのあとにつづくと予想される
 「は」とか「が」とか「を」とか「とか」とかの、
 同じひらがな仲間と、区別がつきににく
 読むのにややこしい気がしたので、
 今回からこの漢字5文字にしてみました。
 とはいえ、その場その場でどっちの書き方になるか、
 または別の表現が登場するかは、時の運。
 表記の統一ってのを、
 仕事ではさんざん気にしているので、
 せめてこの場では、そんなものをどっかに置いて、
 風の向くまま気の向くままに
 文字を埋めていきたいんだもの。
 人間、どこかで息抜きは必要ですから。
 あら、またカッコ内にこんなに書いちゃった。
 これも息抜きバージョンの1つです)
が残っています。

で、この『三世代探偵団 枯れた花のワルツ』。

ぼくの好みには合いませんでした。
よし、あと7冊。




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