2022年1月27日木曜日

『時の子供たち(下)』(エイドリアン・チャイコフスキー)読みました。


この本を読み終えたのは年末。
2021年12月30日です。

そしてこの文章を書いているのは
年明け1月4日。

前回、あと2つで年間100冊に届き、
そのいずれもブロックさんの本だろうといいました。
でも、違っちゃいました。

2冊といったのに、
12月31日までの2021年の締め日までに
最後のページにたどり着いたのは1冊。
だから3桁に届かなかった。

なので(接続詞の使い方が間違っていると思います)
99冊読んだ2021年で
5つ星をつけた作品をあげておきます。

『償いの報酬』(ローレンス・ブロック)
『カササギ殺人事件(下)』(アンソニー・ホロヴィッツ)
『殺し屋』(ローレンス・ブロック)
『家は生態系』(ロブ・ダン)
『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ)
『ヒトコブラクダ層ぜっと(上)』(万城目学)。

で、この『時の子供たち(下)』なんですが
おまけで5つ星でもよかったけど、
予定数をこなせなかった自分への戒めをこめて
ひとつマイナスにしときました。
面白かったんですけどね。




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2022年1月18日火曜日

『死者との誓い』(ローレンス・ブロック)読みました。


これを書いているのは
2021年12月28日です。

本当は昨日書こうと思って、
さあやるぞとなったときに、
なんやかんや用事が舞い込み時間がとれず、
今日になっていました。

年間の通し番号を見ると98でした。
令和3年があと3日で終わるってところで、
100まで2冊足りません。

でももうすぐ年末年始の休みに入るので、
少しは読書もできるだろうから、
途中読みかけの3冊のうち1つが
年内で済まなかったとしても、
なんとか3桁に届くでしょう。

とはいえ、
ここにその感想文もどきを記すのは、
きっと年が明けてから。

会社が休みで自宅にいるときには、
まったくパソコンに触れないので
(そもそも、ぼく用のマシンが家にない)
文章がつくれないんです。

自分用のコンピュータがないと
文字が書けないなんて
……そんな世の中になるとは、
思ってもいなかったです。
便利な未来の世界ですね。
つーか、スマホを使いこなせるように
なればいいじゃん。

で、この『死者との誓い』。

今年分として追加されるだろうあと2冊も、
この本と同じローレンス・ブロックさんの作品です。
ブロック崩しの1年でした。




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2022年1月14日金曜日

『時の子供たち(上)』(エイドリアン・チャイコフスキー)読みました。


学生時代、友だちのアパートに
遊びに行ったときのことを書こうと思い、
とても清潔とはいえない
部屋の状況を表すのに
「男やもめにウジがわく」
ってことわざを使おうと思いました。

でもぼくが思っていた言葉のイメージが
正しいのかどうか不安になって、
ネットで調べたみたんです。

すると、考えていた意味は合っていたものの、
そのあとに「女やもめに花が咲く」
ってフレーズが続いてた。

男と女のペアでひとかたまりの成句なんだと
半世紀を超える人生で初めて知りました。

ほんでもう一つ。
ネットで調べて人生ファーストコンタクト
だったのが「エイドリアン」という名の使われ方。

最初に言ったウジの里の部屋には、
ウジ以外の種類の節足動物もいて、
その生態系に暮らすぴょんぴょん飛び跳ねるクモは、
ヤモメくんのペットのような存在でした。
彼は、そのペットに名前もつけていて、
それが「エイドリアン」でした。

映画『ロッキー』のヒロインが由来です。

して、検索ついでにその名前もググってみたところ、
本国では男性でも女性でもさらには名字にも
使われるって書いてあり、ちょっぴりびっくり。

日本でいえば(やはりネットによれば)
「南(みなみ)」や「飛鳥(あすか)」とかに
なるようです。

で、この『時の子供たち(上)』。

著者さん名前からして女性だと思ってましたが、
違いました。
なお、作品にはクモも主役級で登場します。




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2022年1月12日水曜日

『クロストーク(下)』(コニー・ウィリス)読みました。


スティーヴン・キングさんが、
「小説のストーリーは、プロットなど気にせず、
 構成を極めようとは思わないで、
 流れるままにつくっていくべき」
みたいなことを言っていた、
と、だいぶ前ここに書きました。

ほんで今回ネタにしようと思ったのは、
そのポリシーが載っていた
小説作法指南書にあった別の教えです。

第1稿と第2稿の違いです。
(もしくは1稿と2稿以降の完成版まで全部)
あのトンでもなく長い小説を書く
キングさんが言っていたのが、
とにかく最初の原稿より短くすべし、でした。

(確か第1稿を3割削ったのを第2稿にする
 ……だったような気がするけど、
 それだと3回見直すだけで、
 十分の一ほどの分量になっちゃうので、
 さすがにそれはないかもと思い、
 1割ぐらい削れだっかかも、
 とあやふやしてます)

一般読者が目にしているトンでもなく長い小説は、
メガトンでもなく長い原稿の
メガを削ってつくられていたんだと関心しました。

いや、
10巻近くあった気がする『ダークタワー』なんか、
そのままでメガトンだから、その元原稿っていったら
メガメガ……やめときます。

とはいえ、キングさんの作品でも、
あと2回くらい見直し作業してもらったほうが
読んでいるとき本を持つ手が疲れなくていいのにな
と思うものもありますけど。

で、この『クロストーク(下)』。

上下巻に分かれていましたが、
キング手法を採用して、
分冊じゃなく1冊の量に縮めてもらえたらよかったな。




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2022年1月7日金曜日

『クロストーク(上)』(コニー・ウィリス)読みました。


最後の定期的な更新は2014年5月で、
その翌年3月に思い出したようにぽつんと
1つ投稿記事を書いて、それ以来約7年、
ホントにほっぽり出していて、
何もしていないブログがあります。

それでもネット上にはずっと残ってる。

確認してみたら、
最後の定期更新からさかのぼること丸6年の
2008年1月からスタートしていました。

最初の投稿からほぼ休みなしに
毎週1回更新し続け、
総記事数は333回になってた。

内容は高校時代の部活の話。
そもそも部活のOB会で
ホームページをつくるっていうんで、
そこに載せるおちゃらけ話を書いて欲しいといわれ、
何回か続けたら、そのサイト自体がなくなってしまい、
ぼくの原稿が宙に浮いてしまったので、
自分でブログを開設したのが始まりでした。

始めたからには、
入部から引退まで書いておこうと思い、
ごりごりと続けてたんです。

そしていよいよ
引退試合のエピソードまでたどりついたとき、
「これで終わりか」と寂しくなちゃったんですね。

だから、あることないこと持ち出して、
引退ネタを引っ張りに引っ張って、
延々と長引かせたってこと、ありました。

で、この『クロストーク(上)』。

引っ張ってるなって気がしました。
下巻に期待。




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2022年1月5日水曜日

『過去からの弔鐘』(ローレンス・ブロック)読みました。


前回は、エクセルの表に読んだ本のリストを
入力しているってこといいました。

ぼくは仕事でソフトの解説本をつくるまでは、
その縦横罫線が画面にどどっと並んだ
アプリケーションを使ったことがありませんでした。

まったくの初心者が解説本なんて
書いていいのかどうかの問題はあるけど、
使ったことない人がつまずくポイントを
実感しつつ説明できるので、
それはそれでわかりやすくなったんだろうと、
自分を納得させてます。

いやいや、それはいいんですが、
好むと好まざるとにかかわらずその仕事したから、
便利な使い方をいろいろ覚えました。

その一つがエクセル関数。
種類が何百ってあるから、
どれがどれだかわかんなくなっちゃうけど、
自分がつくったエクセル関数の事典をひきつつ
「ほうほう、こうやるんだった。
そうそう、よくぞこんな便利な事典を
つくってくれたぞ、ぼく」
なんてつぶやきながら利用してます。

ほんでまあ、
今年(2021年)のエクセル読書リストに
並んでいる書籍名の数は、ここまでで94。
(注:この文章を書いたは12月10日でした)

百まであと6冊読めるかなと思いつつ、
使ってみた関数が「COUNTIF」でした。
これは、設定した条件にあうモノが
その表の中に何個あるか数える関数です。

で、この『過去からの弔鐘』。

エクセル表で「ローレンス・ブロック」と
条件設定して数えてみたんです。
したらなんと29作品。
今年読んだ本の約3分の1がブロックさんでした。
きっと、まだいきます。

(2021年中に書いてストックしてる感想文もどきは
 まだ5、6冊分ありますので)




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