中学生の頃、友だちから
「実はあの子のことが好きなんだ、どうしよう」
と相談され困ったことがあります。
女の子のことなど何も知らないぼくは
「そんなんわからん」と軽く受け流しただけ。
でもそのあと、友だちのいう「あの子」が気になり、
遠目に観察すると、なるほどかわいい。
活発なほうではなく、
おとなしくて目立たないから、そんなことがなければ、
気に掛けることなんかなかったでしょう。
服に糸くずがついていたらしく、
それを取ってあげた別の女子から
「ほらっ」と言って糸くずを渡されただけで、
顔を赤らめ、恥ずかしがって下を向いていました。清純!
まぁ、ぼくはそれ以上何もアクションを起こすことはなく、
それだけの話なんですけどけどね。
で、この『風立ちぬ』。
読んでる途中で「あの子」のことを思い出しちゃいました。
純愛でした!
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