2013年7月23日火曜日

『海賊とよばれた男(上)』(百田尚樹)読みました。

今は、普通の人が食べるものなら、
たいてい何でも食べられますが、
子どものころは好き嫌いが結構ありました。

例えば、しいたけが食べられず、
給食にまぜごはんが出たときは、
しいたけをごはんにくるんで、
ごくりと飲み込んでました。

そのころは嫌いな食材が一つ入っているだけで、
その料理がまるごとイヤになっちゃう感じだったんです。

大きくなって鈍感になり、
そうしたことはほとんどなくなっているんですが、
それと同じような感覚が残っている部分もあります。

それが本の好き嫌い。
(完全に嫌いになる本は、ゼロなんですけどね)

読書中に疑問に思ったトコが疑問のまま終わっちゃったり、
ヤだなって思った内容や文章が繰り返して出てきたり、
大部分は良いと思えるのに、その1カ所だけが好きになれず、
本全体の評価が下がっちゃう。

で、この『海賊とよばれた男(上)』。

大部分は良いと思えるのに……の本でした。
どうか、これから読む下巻で、
その感じが吹き飛ばされますように。

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当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
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海賊とよばれた男 上
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百田 尚樹
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