2013年7月1日月曜日

『数学ガール』(結城浩)読みました。

タマちゃんとタコ坊という
高校時代からの友だちがいます。

タマちゃんは部活も一緒で、
当時はいつもつるんでバカばっかやってました。
なので、タマちゃん。ぼくと同じに勉強は、
ツメの先ほどもしていないと思っていたんです。

それがある日、
そのタマちゃんが「数学っておもろいぞ!」
って言い出しました。
よくよく聞いてみると、
タマちゃんと同じクラスのタコ坊が、
数学の面白さを教えてくれたのだとか。

でもぼくは、
タコ坊やタマちゃんとは別のクラス。
そんなに話をする機会はありません。
仕方なく、部活で一緒になるタマちゃん経由で、
数学の面白さを教えてもらおうとしました。

でも、いくら聞いても面白いとは思えない。
タマちゃんはまだ、
人にその面白さを伝えられるタコ坊の域には
達していなかったんでしょうね。

で、この『数学ガール』。

読み終わって、
「なんで直接、タコ坊から教えてもらわなかったんだ」
と、もう30年も昔のことを後悔しました。
面白いんですね数学って。
あのとき面白さを知っていたら、
もっとこの本、楽しめたのに……。


数学ガール (数学ガールシリーズ 1)
結城 浩
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 2,809