その分野に精通していないからこそ、
わかりやすい本がつくれる、
と勝手に思っているぼくなので、
余裕のあるときには
ジャンルを問わずどんな書籍の制作も
ほいほいと請けてきました。
高校の先生向けに、
生物の教科書に沿って教える
ポイントを並べたガイドブックなんかも
つくったなあ。
生物つながりでいえば、
シロアリ駆除のノウハウ本とかも。
そんな仕事の中に、
シェイクスピアの戯曲を
紹介する書籍がありました。
精通していないからこそ、
自分が理解できるように
徹底して噛み砕いてつくったら、
結構評判がよくて、
よかったなあと思ってたら、
テレビ番組でシェイクスピア解説者として
出演してくれないかって誘いがきて、
いやいや精通してないですからと、
丁寧にお断りしました。
あんとき無理を承知でうんって言ってたらと、
ときどき思います。
で、この『べらぼうくん』。
作者の万城目さんも、
コメンテーターのオファーがあって
断ったと本の中で言ってました。
ワイドショーでの万城目さんも見てみたいなと、
ときどき思います。
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