同年代の友だちと飲み会なんかをすると、
よくキャンディーズの話題になります。
「誰が好きだった?」
ぼくはスーちゃん。
ぼくの数少ない友だちの話を集計すると、
あの3人は、それぞれ均等に人気があったような感じです。
そして、その均等だってのが、
ぼくには不思議なんです。
グループとしてのキャンディーズは好きでした。
でもその中でランちゃんやミキちゃんが
一番イイという感覚がわからない。
どこからどう見たってスーちゃんでしょ。
ほかの2人が嫌いなわけじゃないですよ。
いいんですよ、いいんだけど、違う。
百歩譲って、ランちゃんが一番という人には
「ふーん、そう」くらいにはうなずけますけど。
んで、何度もいうけど、
嫌いじゃないんですよ、3人とも。
で、この『64(ロクヨン)』
キャンディーズでいえば、ランちゃんでした。
本の内容は、グループとしてのキャンディーズくらいの力は
あるってことで、引き合いに出した次第です。