昔、上板東映という映画館がありました。
東武東上線の上板橋駅のすぐ近く。
そこは、結婚して家を出るまで
ぼくが過ごした実家の最寄駅でした。
つまりは上板東映まで徒歩圏内。
あ、違う違う。
今回は映画館について話そうとしたんじゃなく、
その道路を挟んだ向かい側にあり、
もうじき閉店して取り壊されると聞いた
イトーヨーカドーのことを書いておこうと思ったんです。
ぼくが小学生のときにできた
5階建てくらいの結構大きなスーパーで
まだあちこちにサッカー場数面規模の原っぱがあった
東京とはいえさびれた場所に、
そんな立派なピカピカのハイカラスペースが出現し、
ぼくをはじめ鼻垂れガキどもは
はしゃぎまくって、叱られながらも
店内を走り回ったものです。
ネットみると築52年だとか。時は流れます。
で、この『寺田寅彦随筆集 第二巻』。
大正11年に書かれたものもあり、
数えてみれば102年。
時は流れてるけど、
そのまま残るものもあるんだなと、しみじみ。
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
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