2024年7月12日金曜日

『1面、降版します』(松井蒼馬)読みました。

 
きっと何かのきっかけがあったんだろう
と思うんですが、はっきりしません。
難しそうな言葉を使うと、
偉そうにカッコつけているような気がして、
使うのやめちゃうんです。

言いたいことを表すとき
ドンピシャな熟語だったりするのに、
ためらっちゃう。

今だって「ためらう」と打ち込んで変換したら、
漢字で「躊躇う」と出てきて、うわっ、
となって一旦は削除したけど、ひらがななら、
いかめしくないし(「厳しい」もやめました)、
と思い直してなんとか先に進めました。

前回の『剣客商売〜』の感想文もどきのときも
「明確」という言葉を使ったんですが、
それすらも散々悩んで「はっきり」とか
「ぴったり」とかに変えたりしたけど、
しっくりこなくて、
でもいつまでも止まっているわけにもいかなくて、
仕方なくそのままにしました。

で、この『1面、降版します』。

ぼくには到底使えそうにない難しそうな言葉が
何個か出てきました。
いいなあ、そんなふうに使えて。

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