2024年7月23日火曜日

『剣客商売十二 十番斬り』(池波正太郎)読みました。

 
現状の生活を考えると、まだまだ当分先、
いやその前に、あっちの世界から
お迎えが来ちゃうかもしませんが、

仕事を引退した友だちが言っていた
「毎日が日曜日暮らし」ができるようになったら、

ぱんぱんになってる本棚の一角を占領する
ローレンス・ブロック作品群を
読み返したいと考えています。

ほんとはすぐにでもかかりたいけれど、
面白そうな新しい本が次々に出てくるので、
そっちをこなすのが手一杯。
仕事に使っている時間をまるまる
再読プロジェクトにシフトできるような身分にならないと、
どうにもこうにも無理だと諦めかけています。

ブロック作品の「何に」もう一度触れたいかっていうと、
主人公の相棒になっている
女性キャラ(例によって名前は忘れてます)です。

探偵、泥棒、殺し屋の3つのシリーズがあって、
いずれにも思わずニンマリするパートナーが登場します。

今、唐突に思い出した彼女のセリフは
「人間の細胞って何カ月かで全部入れ替わるって話、変よね。
 ほんとならタトゥーはすぐ消えちゃうじゃない」
吟味して記憶から掘り出したわけじゃないから、
そんなオモロい言葉ではありませんが、
ストーリーとは関係のないそんな無駄話が絶妙なんです。

で、この『剣客商売十二 十番斬り』。

主人公の女房「おはる」が、その感じです。
いいですよ彼女。

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