白髪のまんまなんだけど「わっ、おしゃれ」と
思えるようなヘアスタイルをした高齢の女性を、
街でちらほら見かけるようになったのは
いつ頃からでしょうか。
少し前はそんなハイソ(ハイソックスじゃなく)な方は、
白いのを隠すために黒なり茶なりに
きちんと染め上げていたような気がするんですが。
それが、白と黒が混じったのもそのままにしたり、
逆に全部真っ白に統一させたりして、
しかも背筋はぴーんと伸びて、
微笑みを浮かべてたりする。
そんなご婦人とすれ違ったりすると、
口には出さないけど、
「カッコいい」って胸の奥でつぶやいています。
アンチエイジングとかいわれるけど、
年をとって変わってくるのは自然のことなので、
ましてや暑さも寒さもそこからは直接感じられない
身体の付属品みたいな髪なんて、
一番言う事を聞いてくれそうもない部位だから、
もう下手な隠しだてはせず、
堂々といきましょうよって心意気でしょうか。
もしかしたら、そんなのとは全然違って、
ファッションの1つのジャンルみたいなのが
確立されているのかもしれませんが。
とにかく、自然の成り行きに逆らわず、
人工物で補整することなく、
ありのままを受け入れるの、賛成です。
で、この『眼鏡生活から卒業できる 最新・白内障治療』。
白髪と同じように白内障ってのも、
年をとるとみんながなる現象らしいです。
60代で60%、80代で100%近くの人がなるって
書いてありました。
治す方法は、白髪のごとく白く濁った
目の中の水晶体ってのを人工のモノに代えること。
自然をありのまま受け入れるのは賛成のはずなのに、
これはやったほうがいいかな、と思った自分に
「どっちなんじゃい」とツッコミを入れました。