2014年10月31日金曜日

『四人組がいた。』(高村薫)読みました。

似合うか、似合わないか、それは問題です。

ぼくなんかがもし女装をしたら、
そりゃもちろん、似合いません。
いやいや他人の判断なんか必要ありません。
似合わないんですから……やったことないけど。

この前、なんかの飲み会で、
誰かかがふざけて持ってきたアフロのズラを、
みんなでかぶりっこしました。

当然、カッコ良くなっちゃうヤツもいれば、
どっかの爆破現場から
逃げ出してきたような姿になるヤツもいる。

そのとき思ったのは、
似合うか似合わないかは、
その人が持っている外形では
決まらないんじゃないかってこと。

顔や頭の形とかそういうのではなくて、
性格というかキャラというか、
内面的なものが影響していると感じたんです。

その人の中身が、
そのズラやら服装やらを
受け入れるような形になってるか否か。
フィットする形であれば、
それが似合うってことで、
種類の違う形であればイタい姿になる。

で、この『四人組がいた。』。

どうでもいいけど、タイトルに句点「。」が入ると、
句点がつながって絵文字みたいになっちゃいますね。
と、いうことで、
高村薫さんにはユーモア小説は
似合わないなと感じました。



四人組がいた。
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