2014年10月10日金曜日

『未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ』(リンダ・グラットン)読みました。

「先生は結果を見て、非道なことと判断されています。
 でも、それに携わってる人たちって、
 決して悪意を持ってるわけじゃない。
 他人の役に立つ正しいことだと信じて
 やっている人が大半です」

「そんな人が一番やっかいですね。
 とはいっても、私が知る限り、
 利益追求や自己保身が目的で
 やっている人のほうが多いですよ」

って感じの対談記事をどっかで読みました。
例によって、この部分しか覚えてなくて、
誰と誰が何について話した内容かも忘れてるんですが…。
(立花隆さんが、医薬品メーカーを批判する識者に
 インタビューした記事だったかな、たぶん)

そうなんです。
ぼくも、メーカーとか大きな組織とかが、
ガリガリ亡者的に何かをしてるってことを聞くと、

「違うよ、きっと。
 やってる人がど真ん中で考えていることは、
 世のため人のためってことだよ」
と思っちゃうんです。

甘いかな。
でも、いろんな会社に取材してきたけれど、
本当のガリガリさんには会ったことがないんです。
(経験不足なだけかもしれないけど)

ってことで、
何かと批判の的になるいわゆる「大企業」って、
そんなに捨てたモンじゃない、
と思ってるんですね、ぼくは。

で、この『未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ』。

捨てたモンじゃないことを再認識しました。


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