2017年3月2日木曜日

『粛清の嵐 小説フランス革命15』(佐藤賢一)読みました。

本や雑誌に載せるのに、
イラストを描いたり、
写真を加工したりします。

その写真加工で、
ちょっと前、
面白いことを知りました。

文章に絡ませて〈炎〉のイメージを
横に置こうと思ったときのことです。
火がメラメラと燃えてる感じ。

ネットの情報をみると、
フォトショップという
写真加工ソフトを使えば、
元になる写真はなくても、
色の設定とか
フィルター機能なんかを
駆使すれば、
〈炎〉の写真はゼロからできる
と書いてありました。

ま、出来るのは出来るんだろうけど、
なんやかんや時間がかかって
結局、ライターの火なんかを撮影して、
それを元にしたほうが
いいんじゃないと疑いつつも、

やってみると、あら簡単。

本物みたいな〈炎〉の写真が
あっと言う間に浮かんできました。

ちょっと長くなりましたが、
ここからが言いたかったこと。

できた炎が全体的に暗かったので、
少し明るくなるよう
設定を変えてみたんです。

すると、
その〈炎〉が消えちゃったんです。
透明になっちゃったんです。

かすかなグラデが
ぼんやり残っているんですが、
輪郭はぼやぼや、
どこからが背景で
〈炎〉の本体はどこからなのか
まったくわからなくなっちゃった。
これ、結構、不思議でした。

で、この『粛清の嵐 小説フランス革命15』。

15巻まで続けて読んでると、
どこからどこまでがこの巻だったのか
輪郭ぼやぼやになっちゃいました。
面白いからいいけど。



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