2017年3月6日月曜日

『終末のフール』(伊坂幸太郎)読みました。


この話、たしか星新一さんの
ショートショートだと思ったんですが、
自信ありません。

以下を読んで、
もし「あ、それ知ってる!」
って思ったら、教えてほしいです。

お話のタイトルと
どの本の中に入っていたか。

といっても、
星新一さんじゃないかもしれないけど……。
もう1回読みたいなって思って。

こんな話です。
核戦争が起こったり、
凶悪なウィルスが猛威を振るったり、
太陽が突然どっかに飛んでいっちゃったり、
ってことが起こって、

地球が、
人間の住めないような
ドヒャーな環境になったときに備え、

どんな状況でも
人間に癒やしを与えてくれる
頑強な装置をつくることになった未来。

途方もない予算がかかると、
あっちこちから反対の声があがったけど、

「この装置は絶対必要なんだ!」と、
みんなが火傷するくらいの熱意で
科学者たちが押し切り、
ようやっと完成させた。

そんで、時は流れ流れて、
人間が一人もいない廃墟の地球で、
その装置が動き出す。

機械の上部がぐぃーんと開き、
拡声器状のものが出てきたと思ったら、
気持ちが和らぐクラシック音楽が流れ出す。
装置は、
その一曲を流すためだけのものだった
という〈お話〉。

で、この『終末のフール』。

この本読んで、まったく忘れてた、
その〈お話〉を思い出しました。


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