2017年3月29日水曜日

『ヤマンタカ 大菩薩峠血風録』(夢枕獏)読みました。


昔、『神々の山嶺』って
小説を読んで、
「この本、すごっ!」と
感激したのを覚えています。

ネットで調べてみると、
最初に出版されたのは
1997年となってました。
ということは20年前。

んで、映画化されたのが去年。
(映画は見てないんですが……)

映画化と聞いたとき、
20年近くたった今ごろ、
なんで? と思ったんですが、
ま、いろいろあったんでしょうね。

ネットには、
その間に漫画化もされていると
載っていたし。
静かに企画が進行していたんだと。

ということでここからが本題。
ぼくの記憶力、
やっぱりポンコツだってお話です。

普通は、
それだけ感激した本なら、
頭のどっかに引っかかっていて、
同じ作者の作品を
続けて読むハズなんです。
いつものぼくなら……。

でも、ポンコツ力が本領を
発揮しちゃったんでしょうね。

著者の夢枕獏さんの作品には、
まったく反応しなかった。
すっかり忘れてたんです。

その忘却のかなたで
隠居してしまった記憶を
呼び戻してくれたのが、
映画化のプロモーションなんかで見た
『神々の山嶺』というタイトルでした。

「あ! ポカリ飲まなきゃ!」
同じトーンで
「あ! 夢枕さん、読まなきゃ!」
となりました。

で、この『ヤマンタカ』。

「読まなきゃ!」と思って入手した
夢枕さんの最新刊。

うーん。
昔の感激には及ばなかったな……。
せっかく思い出したんだから、
神々のほうを読み返してみるか。





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