2016年4月20日水曜日

『おんな牢秘抄』(山田風太郎)読みました。


2、3年前に
電動バリカンを買ってから、
散髪はセルフでこなし、
床屋さんには
ほとんど行かなくなりました。

最初は、あまり上手にできず
「なんか変だよ」
とみんなに言われていました。
(特に思うように手が届かない後頭部)

それでも最近は、
以前ほど「変」とは言われなくなった。
ぱっと見ごまかせる程度には、
仕上げられるようになったみたいです。

ただどうしても、
いつもデコボコ感が
残ってしまう部分があります。

頭のてっぺんより少し後ろのトコ。

なんでだろうと思って触ってみると、
わずかにへこんでいる箇所がある。

指の腹1本で
おさえられるくらいの小ささ。

きっと、
面積が小さいがゆえに
幅広のバリカンがスルーして、
刈るべき髪を
残してしまうのだと思います。

その部分が鏡にもきちんと映り、
容易に手が届く場所なら、
ハサミを使って対処するすべもあります。

でも、なにせ後ろ。

毎回、「ま、いいか」と、
ちょい盛り上がりを
そのままにしています。

で、この『おんな牢秘抄』。

それなりにワクワク感のあるお話が続き、
ちょい盛り上がりの部分がある。

まるでぼくの散髪あとみたいな本でした。



おんな牢秘抄  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
山田 風太郎
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