2016年4月11日月曜日

『信頼学の教室』(中谷内一也)読みました。



この前、高校時代の部活の
OB会がありました(バドミントン)。

1年に一度、
母校の体育館に集まって、
現役と卒業生が一緒に
バドミントンをする。

昼間の運動が終わったら、
夜は卒業生だけで親睦会。
つまり飲み会です。

そのとき、
なんとまぁ、このぼくが

「きくち先輩って、
 記憶力がいいですね」

と言われたんです。

バド部は
そろそろ40周年を迎えるらしく、
ぼくは創部の頃の部員だったので、
後輩はたくさんいます。
(正確には約30年分の後輩)

そのほとんどは、
年に一度のこのOB会で
初めて顔を合わせ、
そのあともこの会で見かけるだけの人。

なので、
一人ひとりの後輩の顔や名前は
なかなか覚えられないんです。

去年一緒に
ダブルスを組んだ卒業生なのに、
今年は、現役高校生と勘違いし

「初めまして、きくちです。
 今、何年生?」

なんて聞いたりする。

要するにぼくの記憶力は
並み以下なんです。

(この前「松屋」で
 初めて牛丼のミニを注文しました。
 並みより小さかった)

それなのに、
記憶がいいと言ってくれる後輩がいた!

それは、飲み会のとき、
ふと思い出した去年の光景を
口にしたからでした。

「そういえば、去年はスマホじゃなく、
 ちっちゃな緑のガラケーだったよね」

「なんでそんなこと覚えてるんですか?
 先輩、すごい! 自分でも忘れてた」

ってことになった。

ぜんぜん名前を覚えず、
まったく信頼されていなかったきくちが、
ほんの10分間だけ、
頼りになる先輩かも……
と思われた瞬間でした。

で、この『信頼学の教室』。

たぶん、
明日には読んだ内容を忘れてます。


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中谷内 一也
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