2016年3月30日水曜日

『妖異金瓶梅』(山田風太郎)読みました。



生前は評価されなかったのに、
死んだあとで
世間の注目を集める人がいます。

ゴッホさんとかね。

何かの間違いで、
ぼくがそうなったとしたら、

今、放置プレイ状態のブログも、
(http://kikukita.seesaa.net/)
きっと、きちんと造本されて、

本屋さんに並んだりするかなぁ
と思います(ないけど)。

で、そのときには、
ぼくはもういないから、

手直しすることなく、
ほとんどそのままが活字になるわけです。
(出版社が誤字脱字とか細かい部分は
 直してくれるにしても)

そうなると、
ブログを書いていた当初は
本になることなど
ひとかけらも考えていないので、

前後関係がおかしかったり、
構成がメチャクチャだったりして

「おいおい、何だよコレ」な本に
なってしまうと予測されます。

まあ、
自分はもういないんだから、
いいですけどね。

で、この『妖説金瓶梅』。

最初は一冊にまとまるとは
思っていなかったのかもしれません。

前半は連作短編、
後半は長編(中編?)的な
「そんなのあり?」な構成でした。

それぞれは、
ごっつ面白いですけどね。



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山田 風太郎
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