2016年3月24日木曜日

『火星の人(下)』(アンディ・ウィアー)読みました。



事前に物語の結末を知らせてしまう、
いわゆるネタバレ。

ほとんどの人は、それを嫌い、
聞かないようにしたり、
読まないようにしたりと、
情報を遮断しますよね。

でも中には、
先に知りたいって人もいる。

最終的にどうなるか
わかっていたほうが、
安心して物語に集中できる
ってことでしょうかね。

普通の人は、
先が見えないハラハラドキドキを
楽しむけれど、

ネタバレ歓迎の人は、
ドキドキがイライラに
なってしまうのかもしれません。

もちろんぼくは
ドキドキしながら
読んでいく普通の人なので、
ネタバレ情報の
事前入手は基本、好みません。

まあ、
それでも多少理解できるのは、
最後に主人公が死んじゃうのか、
それとも生き残るのか、
を知ること。

助かるのか助からないのか
わかっていれば、
それに合わせた読み方ができるかな、
とも思えるので。

で、この『火星の人(下)』。

2年程前に読んで、今回は2度目。
だから、結末は知りながら読みました。
まるまるネタバレ状態です。

それでも面白いんです、この本。
もしかすると、最初のときより、
ドキドキだったかもしれません。




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