2016年3月11日金曜日

『千の顔をもつ英雄(上 )』(ジョーゼフ・キャンベル)読みました。


誰かの作品や思想に刺激されて
「同じようなことやってみたい」
って気持ちでつくった作品を、

オマージュっていいますよね。

パクリに近いかもしれないけど、
オマージュは、
元にした作品への尊敬が
入っているようで、

無断で丸ごとコピーするのとは、
だいぶ違うみたいです。

今、ぱっと思い浮かぶのは、原尞さん。

レイモンド・チャンドラーさんの
ハードボイルドに傾倒して
『そして夜は甦る』
なんかの沢崎探偵モノを残してます。
(次回作が読みたい!)

それから、小野不由美さん。

スティーブン・キングさんの
『呪われた街』が凄かったっんで、
「私も!」と『屍鬼』を書いたら、
元を上回る凄さになった。

オマージュっていうのとは
少し違うかもしれないけど、
この前ここに書いた黒澤明監督の
『蜘蛛巣城』は、
シェイクスピアの『マクベス』が元でしょ。

そんで、
ジョージ・ルーカス監督が刺激を受けて
『スター・ウォーズ』をつくった、

その元になったのが、
この『千の顔をもつ英雄』らしいんです。

そんなキャッチコピーが
帯についてる本を見かけたら、
「わっ、ぼくも読も!」って思うでしょ。
なので読みました。

ですが、ですが、まだ上巻ですが、
結果は、あまり思わしくなく…。

まずは、この本が何を言っているのか、
きちんと理解できるよう、
脳みそを鍛えることから始めないと
ダメなようです。ぼくの場合。

ということで、訓練のため、
下巻を読みます。



千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ジョーゼフ・キャンベル
早川書房
売り上げランキング: 1,053



**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************