2016年3月16日水曜日

『鬼平犯科帳〈24〉特別長篇 誘拐』(池波正太郎)読みました。


本が溜まり過ぎちゃうと
寝る場所がなくなるので、
ときどきブックオフに
持っていくようにしています。

でも、
「これはきっと読み返したくなるな」
と思う作品は残しておく。

そうなると、
全部を持っていかないのだから、
当然、溜まってくるんですね。

本棚がぱんぱんになってくる。

そんときはもう一回、
背表紙のタイトルを眺めて、
一度は「読み返したくなる」
と思って残したものも、

再度ふるいにかかけて、
ブックオフへのドナドナ荷馬車に
載せていくんです。

その作業、やる前は
「断腸の思いで決断しないと、
 少しも空きスペースなんて
 できないぞ」
と気負います。

が、何のことはない、
案ずるより産むが易し。

「あ、これはもう、いい。
 お、これもいいわ」
とひょいひょい選べちゃうんです。

読み終えて時間が
たっていないときの選択と、
少し醒めてから判断するのでは、
違いがあるってことですね。

で、この『鬼平犯科帳(24)』。

シリーズ最終巻、読み終えました。

今、家の本棚には
全巻が大きな顔して並んでいます。

この24冊、時間がたっても、
ドナドナの荷馬車には
載せられないと思います。



鬼平犯科帳〈24〉特別長篇 誘拐 (文春文庫)
池波 正太郎
文藝春秋
売り上げランキング: 258,150




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************