2016年3月28日月曜日

『宮本武蔵(八)』(吉川英治)読みました。



何かのアンケート調査で、

「ほとんどの人は一冊の本を
 最後まで読み通さない」

という結果が出ていました。

確かな記憶ではないのですが、
その割合は80%を超えていたように
覚えています。

村上春樹さんは、
エッセイ(どの本だかは忘れました)で
こんな推測をしていました。

「ふだん小説を読む人の割合は5%くらい」

本には小説以外の種類も
たくさんあるので、
もうすこし幅を広げて、
日常的に本を読む人は1割と
しましょうか。

100人いたら10人です。

んで、
その10人のうち8人までが、
一つの作品を最後まで読まない。

つまり一冊を読破するのは
100人中2人だけ。

世の中には、
最初の数十ページくらい読めば
それで十分と思えちゃう本も
たくさんあるだろうから、
平均すると
そんなもんなのかもしれません。

もちろん、
読み始めたら
誰もが一気読みせずにはいられない
作品もあるでしょうが、
そっちのほうは
まれなんですよね、当然。

で、この『宮本武蔵(八)』。

一巻から八巻まで、
それぞれの巻までで
途中挫折した人の割合を
知りたくなりました。

ぼくの予想は
「五巻で止めた人が最も多い」です。



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