2016年12月14日水曜日

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(7)』(伏見つかさ)読みました。


前々から
一度はマラソンの距離を
走ってみたいと思っていました。

先日、ようやっとその目標が
達成できたのですが、
実はそのチャレンジの2週間ほど前、
一度挫折しているんです。

その挑戦は、
ひとかけらの弁解の言葉もでない
見事な返り討ち。

42.195キロを甘く見すぎていたんです。

想定したコースは、
板橋にある自宅から皇居まで行き(約12キロ)
一周約5キロの皇居をめぐり、
そのまま自宅まで
同じ道のりを帰ってきて(ここまでで約30キロ)

自宅の前を横目に見ながら走り通し、
埼玉県との境になる笹目橋まで行って、
またうちに戻るという合計42キロ。

このうちのどこで挫折したかというと、
「自宅の前を横目に見ながら」の箇所です。

この地点で約30キロ。

自宅が目に入ると、その先のことは
頭になくなっちゃってたんです。

そのときスマホのランニングアプリに
表示された距離は29.7キロ。

あと12.295キロ!
まずは、ふくらはぎがつって、
ももがつって、お尻がつって、
最初は左足を引きずっていたのが、
右足もうまく動かなくなり、

「あれ? 両足引きずる状態ってのは、
 普通に走っているのと同じ姿勢だな」

なんて、余裕もないのに、
余裕なこと考えてるうちに、

自宅が見えると、

「やったー!ゴールだ」と思ってました。

「マラソンは30キロからが本当の勝負」
と言っていた友だちの言葉が、
頭の中に染みこみました。

しょうがない。
また、近々挑戦しよっと。
今度は、自宅を途中通過するとしても
前半部分になるようにコース設定しよ。
ってこと考えて、
ちょっと前、リベンジできたんです。
そのリベンジのお話はまた今度。

あれ?
この『俺の妹がこんなに可愛いわけがない7』の
感想じゃなくなっちゃいました。

完走できなかったというお話が中心だっただけに
感想でもなくなってしまいました。
(完走と感想をかけてます……言うな!)

でも、それじゃ申し訳ないので、一言でも。
最後の1行は面白かったです。




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************