2016年9月16日金曜日

『ニュートリノ』(多田将)読みました。

人を見かけで判断してはいけない
といわれます。

一方、
その人の書いた文章を見れば
人柄はだいたいわかると、
いろんな人が言っていました。
(例えば高校の先生とか)

人を判断するとき、
見かけはダメ、
文章はOKということでしょうか。

でも、
ぼくの乏しい経験からすると、
文章も
その人物の判断材料には適してない
気がします。

だって、
ものすごくわかりやすい文章を
書く先生なので、
きっと話も面白いんだろうなと
思って会ってみると、

まるで外国語を聞いているような
専門用語バリバリの、
相手の理解度まるで無視的な人が
多かったし、

逆に
「こんなギクシャクした文章を書くのに、
 よくライターしているな」な人が、

付き合ってみるとホントに良い人で、
難しいこともかみ砕いて
丁寧に説明してくれたりするってことも
いっぱいあった。

誤字脱字ばかりで乱暴な文章の人が、
机の上は常に整理され、
置いてあるペンの角度が違っているのも
許せない人だったり、とかね。

で、この『ニュートリノ』。

なんてわかりやすくて、
面白い本なんだろう!

そう思ったから、
著者さんのことググってみたら、
「あらま!」

人は見かけにもよらないし、
文章にもよらないんですね。






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