2014年7月7日月曜日

『海うそ』(梨木香歩)読みました。


『ロックンロール・ナイト』って
佐野元春さんの曲が好きで、
(スプリングスティーンのママじゃん
 なんてことをよく言われますが
 …まあそれでも、日本語の歌詞は
 ストレートに頭の中に入ってくるものだから)
カラオケでよく歌ったりします。

昔の街はこんな風景で、
その中でこんなことをやっていたな、
そんな時間を過ごしてきた自分は
これからどこにいくんだろう……
ってな内容だと自分なりに解釈して、
「ノスタルジー+もやもやした希望」的な
センチメンタル気分を味わってます。

一部引用しちゃいます。
……すりきれた思い出の古いレコード
雨に煙るメリーゴーラウンド
いたずらで描かれた誰かのイニシャル
車の中のロミオとジュリエット……
……静まりかえった闇の中に息をひそめてると
世界中でたったひとりだけ取り残された気がして……

で、この『海うそ』。

「あぁー良かった」と、
ため息をつきながら本を閉じて、
頭の中に流れてきたのが
この『ロックンロール・ナイト』でした。
内容はぜんぜんロックンロールとは
関係ないんですけどね。


海うそ
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梨木 香歩
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