2014年7月30日水曜日

『「悪」と戦う』(高橋源一郎)読みました。

前に書いた『楽園のカンヴァス』は(この下の投稿)
1年ほど前に読んで
5つ星をつけるほど面白かったので、
あの感動をもう一度って感じで再読した本でした。

ストーリーの細かいところは忘れかけているけど、
それにしたって大筋はわかっているのだから、
最初に読んだときよりは、
感激は薄いだろうと思っていました。
だらだらと文章を追って読んじゃうだろうなって。

でもでも!
そうじゃなかった。

ぼくの記憶力の悪さを甘くみてました。
「えっ、そうだったけ!?」とか
「こんな仕掛けがあったんだ!」とか
びっくりし通しで、
最初のときより、数段面白かった。

そんな本ってあるんですね。
まあ、もっと期間を置かないで
記憶が確かなうちに再読すると、
また違っているのかもしれないけど……。

で、この『「悪」と戦う』。

『楽園のカンヴァス』同様の再読トライでした。
面白かったです。
……ただ、最初の面白さよりは、
やっぱ感激は薄れていた。
読み直す度に面白くなる本なんて、
そうそうないでもんですね。
二匹目のドジョウ捕獲失敗。


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