2023年9月28日木曜日

『老人賭博』(松尾スズキ)読みました。


さっきまで、この前にある
『ブラック オア ホワイト』の
感想文もどきを書いていて
「ふーっ、なんとか文字埋まった」
と席を立ち、トイレに行って、
ついでにベランダに出てタバコを吸って、
パソコン前に戻ってきたら、
(その間約10分)
モニターに辞書ソフトの画面が
表示されていたんです。

あんなポンコツ文章をつくるのにも、
何回か辞書ソフトは使ったから、
そのままウィンドウを
出しっ放しにしていたのはわかります。

「飛び飛び」だとか、
笹沢左保さんのウィキペディアに出てきた
「股旅」なんて言葉を調べた覚えはあるんです。

でもね。
表示のウィンドウに検索されてるワードは
「レントゲン」だったんです。

それ、数十分前の記憶をどんだけたどっても、
文脈や調べたサイトなんかから連想される文言を
どれほどつたっていっても、

あの骨を撮影する機械やら、
それを発明したドイツの物理学者の名前やらを、
その検索窓に入力したとは思えない。

ソフトのバグで、なんらかのランダムな言葉が
自動的に検索されるなんてことは
これまで1度もないし、
そんな不具合聞いたこともない。

なんなんでしょ。レントゲン。
お前、脳みそ変だから、
一度、頭の骨にX線あてたほうがいいよ、
と霊的な何かが伝えているのでしょうか。

で、この『老人賭博』。

この前読んだ同じ著者さんの
『クワイエットルームにようこそ』と同様の印象でした。
絶賛される方も多くいるのに……。
やっぱ、ぼくの頭はレントゲン検査が必要かもしれません。




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