2023年9月7日木曜日

『クワイエットルームにようこそ』(松尾スズキ)読みました。


自分ではそれほどとは思っていないのですが、
「本をたくさん読んでいて、すごいね」
なんて言われたことがあり、その人が
「どんな本が好きか当ててみようか。
 きっと、余白がぜんぜんなくて文字びっしりの本で、
 ぶ厚くてずっしり重いヤツだろ」
と予想してくれたんですが、

残念ながら、
ぼくはその期待に添うような読書家じゃなく、
やたら改行が多くてページの下半分は白っぽいような、
しかも手に持っていると疲れてきちゃうので、
なるべく薄っぺらな軽いのがいいんです。

それだと、1冊はすぐ終わるから、
ここに書くネタも涸れないで済むし。

だから、本をたくさん読んで「スゴイネ」などと
尊敬されるような人ではまるでない。

そのスゴイネ人は、文字詰め詰めの、
高いところの物をとるとき
踏み台につかえそうな厚みがあるザ・書物が
好きなんだろうことはわかるけど。
予想と違っててごめんなさい。

とはいっても、
薄いものが面白い本である確率って、
ぼくの経験上、低い。
面白いのが読みたいんだけど、
ツメツメどっしりは嫌だしな。悩み所です。

で、この『クワイエットルームにようこそ』。

今までのぼくの経験に当てはまった感じですね。
好みにずっぽしとはなりませんでした。
もう一冊、同じ作者の本を入手したので、
もう少ししたらそっちを試してみます。




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************