ここのバックナンバーをたぐっていけば、
いつ頃だったかはっきりすると思いますが、
時期を特定してもそれほど意味はないし、
調べるのも手間かかるしってことで、
数年前、
笹沢左保さんの「木枯し紋次郎」シリーズに
はまって5〜6冊続けて読んだときがありました。
でも昔の小説なので
新刊書店には十数巻揃っているはずの文庫が
歯抜けの飛び飛びの巻しかなく、
ブックオフのサイトでも在庫なしになっていて、
手に入るものだけ楽しんだあとは、
いつの間にか忘れちゃって、
古本検索などをして探すことさえ
しなくなっていました。
それがこの前、
笹沢さんは紋次郎みたいな時代物だけじゃなく、
ミステリーとかの現代小説も
たくさん残しているすごい作家なんだと、
今さらながら知り、
それなら簡単に手に入る作品もあるんじゃないかと、
検索かけてみたら、すべてとはいわないけれど、
それなりに見つかりました。
でもね。
そうなんですけど、ちと足踏みしてるんです。
ジャンルが違ったら、
紋次郎的に楽しめるかどうかが不安で、
失敗だったら嫌だなと思って。
で、この『ブラック オア ホワイト』。
浅田次郎さんの作品。浅田さんの時代物は
どれもドンピシャの好みなんですが、
この現代物はそこまでピタッときませんでした。
それでも笹沢さんの現代物も試してみようかな。
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