2023年9月22日金曜日

『ローズマリーのあまき香り』(島田荘司)読みました。


よく書籍の広告とかで
「イッキ読み必至!」
なんて宣伝文句が使われます。

ほんとにそうならいいですよね。
食べるのも寝るの も忘れて、
作品に没頭して「あー面白かった」
って本を閉じられる。

最近、そういうのめり込み物語にご無沙汰です。

だいぶ昔だけど今でもよく覚えているのは、
ジョン・アーヴィングさんの
『ホテル・ニューハンプシャー』。

休みの前の日から読み始めて、
ちょっと寝て、本を片手に朝ごはんを
かき込みながらページをめくり続け、
昼食は忘れてそのままどっぷりつかり込んで、
ほへーって腑抜けたようなため息つきながら
裏表紙を閉じたときには、
部屋の中は薄暗い夕方になっていました。

そのとき膀胱がパンパンになっているに、
ようやく気づき、トイレに行こうと思ったら、
家族の誰かが床に広げたままの新聞があり、
そこにこの本を原作にした映画の広告が載ってて、
それ観ずして何を観ると、
そのまま劇場に走りました。
トイレは済ませてからですが。
なお、映画はそれほどじゃなかったな。

で、この『ローズマリーのあまき香り』。

事件の真相がわかるほんの手前で、
「明日にしよ」って寝てしまいました。
イッキ読みできず、ごめんなさい。




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