2023年6月8日木曜日

『数学する身体』(森田真生)読みました。


小川洋子さんの『博士の愛した数式』を
読んでからだと思うのですが、
数学関連の読み物に
ちょこちょこ触手が動くようになりました。

いつくつかの本に目を通すと、
「微分する」って言葉が
よく使われているのに気づきました。

どうすればいいか、わからなくなったら、
とにかく微分して考える、
みたいに書いてあったものあったかな。

でも、もともと数学の知識が皆無のぼくには、
その意味がよくわかりません。

字面からすると、微分って、
細かくするってことになる。

細かくして、どうするの。

細かくしたちっちゃな粒みたいなのを
観察するってことかしら。

でも、小さく小さくつぶつぶにしたら、
どれもこれも同じになって、
比べようがないんじゃない。

なので、やっぱり、
そういうことじゃなく、
なんか違う意味があるんだろうなって、
その意味をきちんと理解できたら、
これから読む数学関連の本も
もっと面白くなるかも。

と思って、
「よくわかる微分」みたいな本を
書店でパラパラとチラ見したんです。
なんですが、わけわからん記号がずらずら並び、
1行たりとも読めませんでした。

で、この『数学する身体』。

わけわからん数式はなかったです。
微分を知らなくても、めちゃ面白かったです。




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