2021年3月19日金曜日

『短編画廊 絵から生まれた17の物語』(ローレンス・ブロック他)読みました。


本はもっとゆっくり読まなきゃいけない
って言ってたのは誰だったけかな。
理想は著者がその文章を書くときに
費やしたのと同じ時間をかけて読むこと
って言っていたんです。
誰だか忘れちゃったその人は。

それはまあ、わかります。
時間をかければかけるほど、
理解は深まるだろから。

理解が深いかどうかは別にして、
時間の面では、ぼくは合格かもしれません。
なにしろ読むの遅いんで。

でも、
忘れちゃった誰かからの合格点は要らないので、
もちっと早く読めるようになればいいな
とも思います。

速度は、本の種類によっても
変わってくるようで、
長編の物語だとページをめくる手は
素早く頻繁に動く。
本のつかが厚いからプレシャーを感じて
次々に未読部分を減らそうとあせるからとか、
多少飛ばし読みで内容をさらわなくても
物語は長いから筋が追えちゃうからとか、
そんな理由なんでしょう。

それからやっぱ、内容の面白さも、
読みペダルのアクセルを踏み込んでくれるようです。

で、この『短編画廊 絵から生まれた17の物語』。

タイトルの通り短編集で、著者17人の作品を集めた本。
長編ではないので、時間かかりました。




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