今は梅雨時でジメジメしているから、
ちゃんと干したはずの洗濯物も
どことなしにしっとりしています。
ランニングをした後なんかは、
水分含有量0%のパリパリに
乾いたタオルで汗を拭きたいな、
などと思ったりします。
でもでも、
それが乾燥した冬場だと、
シャツなんかはパリパリというより
カチカチになってしまい、
そのまま顔を拭いたら、
マジックテープのギザギザの
きついほうの面で擦ったように
なることもあります。
指先とかもカサカサになって、
しょっちゅうひび割れです。
そんなときには、
ふんわりしっとりの
適度な湿り気がほしくなる。
こんもりした湿度の中にいるときは、
湿気は嫌われ、
乾燥状態の中にいるときには、
乾いたのは嫌われる。
ああ、人間って
なんて身勝手なわがまま野郎なんでしょう。
で、この『マツリカ・マトリョシカ』。
主人公の心理描写なんかを読んでいて、
ぼく的には
「湿度90%くらいあるな」と感じました。
ということは
冬場の指先カサカサ状態で
ページをめくるのがよかったんでしょうね。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************