2020年7月2日木曜日

『マツリカ・マトリョシカ』(相沢沙呼)読みました。


今は梅雨時でジメジメしているから、
ちゃんと干したはずの洗濯物も
どことなしにしっとりしています。

ランニングをした後なんかは、
水分含有量0%のパリパリに
乾いたタオルで汗を拭きたいな、
などと思ったりします。

でもでも、
それが乾燥した冬場だと、
シャツなんかはパリパリというより
カチカチになってしまい、
そのまま顔を拭いたら、
マジックテープのギザギザの
きついほうの面で擦ったように
なることもあります。

指先とかもカサカサになって、
しょっちゅうひび割れです。

そんなときには、
ふんわりしっとりの
適度な湿り気がほしくなる。

こんもりした湿度の中にいるときは、
湿気は嫌われ、
乾燥状態の中にいるときには、
乾いたのは嫌われる。

ああ、人間って
なんて身勝手なわがまま野郎なんでしょう。

で、この『マツリカ・マトリョシカ』。

主人公の心理描写なんかを読んでいて、
ぼく的には
「湿度90%くらいあるな」と感じました。
ということは
冬場の指先カサカサ状態で
ページをめくるのがよかったんでしょうね。






**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************