2020年7月21日火曜日

『仙台ぐらし』(伊坂幸太郎)読みました。


アスリートが出演する
バラエティ番組で、
その選手本来の競技種目じゃない
違うスポーツに、初めて挑戦する
という企画をやってました。

ぼくが中学高校と続け、
今も1年に1度くらいなら
やっているバドミントンも、
その中に入っていて、

水泳、陸上、体操、それから野球、
サッカーの選手なんかが
チャレンジしてました。

それぞれその分野では
一流といわれる人たちだから、
みんなそつなくこなし、

司会者とか一緒に出ている
芸能人なんかが
「やっぱり普段から鍛えている
 アスリートだけありますね」
などとコメントして、

選手たちが
「いやーそれほどでもぉ」
とかいって照れる、
なんて絵を想像していたのですが、

あにはからんや、彼らのプレーは
やっぱり初心者のそれで、
一般のビギナーと
ほとんど変わりませんでした。

それでも、
野球やサッカーの選手は、
割と覚えが早く、
しばらくやっていると
それなりに見られるフォームになり、

球を振られても
追いつけるようになっていき、
空振りの回数も減っていきました。

でも、水泳や陸上の人は、
ぎこちなさが最後まで消えずに、
ドタバタ打ちを繰り返していました。
同じスポーツといっても、
違うもんなんですね。

で、この『仙台ぐらし』。

小説家の伊坂幸太郎さんが
書いたエッセイでした。
(中に1本、フィクションもありましたが)

同じ文章といっても、
創作の物語と随筆では違うもんなんですね。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************