2020年7月16日木曜日

『お金の減らし方』(森博嗣)読みました。


新聞、雑誌、書籍などを
つくる仕事では、原稿を
何度もチェックする工程があります。

間違いはないかとか、
変な文章になっていないかとか、
神経すり減らしながら、
少なくとも4、5回は見直します。

(こんなこと言っておきながら
 申し訳ないのですが、
 このブログの文章は、
 書き上げてから、
 せいぜい1回くらいしか
 読み直していません。
 だから誤字だらけなのか、
 とのお叱りはごもっともです。
 でも、それくらいのゆるさが、
 この場のいいところだと
 感じているので、
 どうかご容赦ください)

その確認作業は、ぼくだけじゃなく、
編集者、校正者、クライアント、
取材先など、いろんな人がやる。

いろんな目で見て、
多量の修正指示が
赤ペンで入れられてくる。

根はへそ曲がりだけど、
それを上回る小心者のぼくは、
そうした指示にはなるべく逆らわず、
「はい、おっしゃる通りでございます」的に、
要望通りの変更をしていくのが常です。

で、この『お金の減らし方』。

編集者からの最初の依頼は
「お金の増やし方」だったと
《まえがき》に書いてありました。
著者さんは小心者ではないみたいです。





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