2024年8月27日火曜日

『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)読みました。

 
まだストーリーが記憶に残っている
スティーヴン・キングさんの『死者は嘘をつかない』
(でも、あと1カ月もすれば、
 頭の中のカスミ地帯に遠ざかっていくだろうな)
の最後のページを閉じて、

本棚に残っている5、6冊の
積読本の中から手に取ったのは、
京極夏彦さんの新刊でした。

これがなんと1200ページほどもあり、
ぶ厚い国語辞典ほどの超重量物なんです。

キング本は文庫なので、厚さはそれなりだけど、
持ち運びはなんとかなってた。
読み終えたのも、かみさんの買い物に付き合っての
スーパーのカートを押している最中だったくらいです。

その買い物から帰ってきて、文庫を棚に戻し、
よっしゃー重たいけど、やっつけようか、
と書籍のカバーを外して、

(あ、ぼくはいつもそうやって
 中身をむき出しにして読むんです。
 読み終えたら、カバーを掛け直し、本棚にしまう。
 こうすると中身がへなへなになっても
 外観はきれいに見える。たぶん、ブックオフに
 持っていくときにも高く買ってくれるんじゃないかと
 ケチな考えもあり)

ずしりと持った瞬間、
もう1件、買い物に付き合う予定なのを思い出しました。

おっと、そうなると、
カート押し係の最中に読む本を持って行かなきゃなので、
でも、それにはこのヘビー級書籍は、
とてもじゃないけど、ふさわしくないし。
じゃー仕方ない、ほかの積読本にするか。

ってことで手に取ったのが、
この『成瀬は天下を取りにいく』。

カート押している最中、
スーパーの雑音がまったく聞こえなかったほど、
面白く、のめり込んで読めました。

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