今住んでいるマンションは確か20年ほど前に
「大丈夫なんかよ、35年ローンって」と
ひやひやしながら手に入れたもんですが、
(というか、かみさんが購入した
といったほうが正確かもしれません。
信用とかそっち方面は、全面的に彼女に
おんぶ抱っこだったので)
その新築物件には、台所にある水道の蛇口の先に、
リング状の金具がついていたのでした。
(これを長々の年月をへて今日に至るまでの間、
ぴくりとも気にかけたことはありませんでした)
金網みたいなのとプラスチックのもこもこ的なものとが
中に入った、一種のフィルターです。
「水道が壊れちゃったみたいだから、見て」
と言われるままにのぞいてみると、
蛇口の先から金網みたいなのが、ぶらぶらしている。
なんじゃこれと思い観察すると、どうやら先端は、
さっき言ったリング状金具がねじ式についていて、外せる模様。
ぐりぐり回したら取れました。
毎日水流にさらされ、経年劣化ってやつでしょう。
金網が半分ぐちゃぐちゃになってました。
後日、ホームセンターで同じ部品を見つけてきて、
取り替えて、今は問題なく使えてます。
で、この『剣客商売十四 暗殺者』。
読むのに少し、くたびれました。
ぼくも経年劣化の模様です。