高速道路の工事現場に案内板があり、
そこに書かれていた完成予定日が
10年くらい未来の年月で、
「そんな先かよ、それじゃあ
ノストラダムスに間に合わない」
と思ったことがありました。
だから完成はしないだろと
勝手に想像していたのは、
1999年より前、前世紀の話です。
今、その場所にある高架がうねうねと続く
立派な空中の道路は、
地面にしっかり根をおろしています。
人のやる仕事ってすごいっすね。
それみたいに何年もかかって仕上げる作業に、
期間の限界ってあるんでしょうか。
実際に目にしたので
10年間はあるのだと理解できました。
では30年も大丈夫かな、
もう一声で50年も。
3桁になって100年だと、
とうてい1世代じゃあ済まないだろうから、
何をつくるかによるかな。
あ、桜田さんの家族みたいな名前の
スペインの教会は、もっと長いんでしたっけ。
で、この『流浪地球』。
同じ著者さんの長編『三体』でもありましたが、
400年とか500年とか続けなきゃダメな
プロジェクトの話が出てきます。
そんな事態に直面したら、
やっぱやるんでしょうね、人間は。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************