2021年7月29日木曜日

『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた』(深川峻太郎)読みました。


同時並行で読んでいるほかの本に
『三体Ⅲ 死神永生』(劉慈欣)
ってのがあります。

上下分冊の下巻まで進み
クライマックスを迎えて、
もうすぐ終わるとこです。

「うひゃーそうくるのかい」と
何度もたまげさせてくれる
「5つ星あげちゃう」な作品なんですが、
難解な物理法則とかが出てきて、
ぼくのへなちょこ頭では
深いとこまで理解できないのが玉にキズ。
(このキズは、作品の方についているんじゃなく、
 ぼくのほうに生来から組み込まれているもんです)

それでも、
そうした難しい言葉や現象なんかには
その都度カッコの中に
短い解説が加えられているので、
それをきちんと読めば、
へなちょこ度合いも少しは軽減されます。

きちんと読めばね。

それはわかってます、わかってるんですけど、
アホなことに、読まずに飛ばしちゃうんです。

だって、カッコの中の文字は、
本文の文字の4分の1くらいの
大きさなんですもの。

近くのものがぼやけて
判読できなくなるお年頃ですもの。

本文だって画数がやたら多い漢字は
綿ぼこりにしか見えず、
ぼくだけのオリジナル読み下しを
してるくらいだから。

それでもね、
カッコ書き解説文を読まずに
内容を思い浮かべられる用語があったんです。

で、この『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた』。

その用語は「潮汐力」。
このアインシュタイン本に載ってたからです。
そんでこの本は、内容は理解できないのに、
ごっつう面白いという摩訶不思議な作品でした。
こいうの大好き。




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