2021年7月13日火曜日

『殺しのパレード』(ローレンス・ブロック)読みました。


小説を書くだけじゃなくブックデザインもする
京極夏彦さんのエッセイなんかには、
本のことがとても好きで、
本棚の整理は愛情と執念を傾けて
取り組んでいるなどと記してあります。

ぼくは、
とりあえず中身が読めて楽しめればいいので、
書籍そのものに対してそこまでの愛着はありません。

でも「この本はいつか再読するだろう」と思って、
自宅の本棚にストックしているのが
結構たまっているは確かです。

それを全部、読み直すことにしたら、
もう新しい本を仕入れる必要はないくらい。

どれくらいあるのか数えてはいないけれど、
住宅事情の関係で2つしか置けない本棚は、
前後2列にして背表紙の題名が
見えなくなる部分もちらほらある。

これじゃもう
新しい作家さんシリーズのスペースは
つくれないよな、って思ったところで、
京極さんの「愛情と執念」の言葉が頭をよぎり、
弱音を吐いちゃいかんと自分を戒めたんです。

で、この『殺しのパレード』。

この本もそうですが、
ブロックさんの作品はどれも
「いつか再読」に分類されます。
なので、愛情と執念をもって本棚に挑み、
なんとかブロック枠を確保しました。
ぎちぎちですけど。




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