2021年7月20日火曜日

『三体Ⅲ 死神永生(上)』(劉慈欣)読みました。


スティーヴン・キングさんの
『アウトサイダー』について、
前半はミステリー
後半はホラー&サスペンス
って感じだと
友だちに言ったことがあります。

自分の発言には
とんと自信がないぼくですが、
その「前半ミステ、後半ホラサス」発言は、
我ながら「そうそう当たってる」と思います。

一言でまとめるとしたら、
それ以外ないっす(ボキャ貧のぼくなので)。

その前半部分である上巻を読んでいるときは、
コナン・ドイルだとかエラリー・クイーンだとかの
本格謎解きにずぶずぶはまっていくような感覚で、
オモロイオモロイとつぶやきつつ、
ひょいひょいページを捲っていました。

その勢いで下巻に入る頃、
あれ? って首をかしげ、
「えっ?そうなの?そっち系?」
ってなり、

まあいいや、
種類は違うけどドキドキはするし
ってことで結局楽しんでました。

で、この『三体Ⅲ 死神永生(上)』。

これも上下巻。
つまり前半部分の読了です。
小説じゃなく「よくわかる最新宇宙科学」
って本を読んでる気がしました。

それはそれでオモロイけど、
下巻になったら
「えっ?そうなの?そっち系?」
の驚きが欲しくなってます。
それなりに楽しみ。




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