話題になっているとか、
評判がいいとか聞きつけて読んでみて、
「ああ、この作家さんは
自分には合わない」
と思ったのをすっかり忘れ、
どえらいベストセラーだよとか、
面白すぎて止まらなくなり
デートもすっぽかしちゃったとかを
またぞろ聞きつけて読んでみて、
「ああ、この作家さんだった。
前に合わないって思ったじゃん、
学習しろよ」
と自分に突っ込みを入れるシーンが、
過去に何度もありました。
名前を出して恐縮だけど、
そう感じた作家さんの一人に
宮部みゆきさんがいます。
でも最近思うのですが、
宮部さんは時代モノも
たくさん書いているのに、
そっち方面は1冊も読んでない。
もしかしたら、ジャンルが違えば、
感じ方も違うかも。面白く読めるかも。
で、この『大名倒産(上)』。
全部が全部の時代物が
面白いわけじゃないけど、
こういう本を読むと、
合わないと思っていた作家さんでも、
時代ジャンルにするだけで
のめり込めるかもしれないと
思ってしまったり。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************