2020年1月21日火曜日

『ぐるぐる問答』(森見登美彦)読みました。


前回、
〈あと3冊分くらいあとで、
 『みみずくは黄昏に飛びたつ』という本の
 感想文もどきを書くと思います〉
といったので、
そこにたどり着くまで、
今回を含めあと2冊になります。

なのでついでだから、
今日もみみずく本から引いちゃいます。
(たぶん、2冊後の本番のときには
 書籍の内容には触れず、
 関係ないおちゃらけの話題になると
 予想されるため、
 フォローの意味も含めて)

そのみみずく本の中で、
川上未映子さんの質問に答えて、
村上春樹さんは、
小説をつくるときの作業手順を
紹介していまいした。

ネタになるようなとっかかりを、
頭の中で何年か寝かせて、
「よし、いける」と思ったら、
プロットも何もつくらず、
とにかく書き始める。

1日原稿用紙10枚。
とにかく書く。

文章が粗くなっても、
ストーリー展開に矛盾が出てきちゃっても、
気にせずに、とにかく最後まで、
決まった枚数を書き続ける。

そうやって出来たものを、
また最初から何度も書き直す。
そんな感じでした。
そうか、プロットつくらないのか…。

で、この『ぐるぐる問答』。

前に単行本で読んだけど、
森見登美彦さんと伊坂幸太郎さんの対談が
追加されてると知り再読。

お二人とも、村上春樹さんのように、
いきなり書き進めるみたいな話があり…。
プロットをかためてから書く作家は
少数派なんだと改めて思ったりした次第。





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