2020年1月17日金曜日

『白銀の墟 玄の月(2)十二国記』(小野不由美)読みました。


あと3冊分くらいあとで、
『みみずくは黄昏に飛びたつ』
という本の感想文もどきを
書くと思います。

作家の川上未映子さんが、
もはや世界的文豪になった村上春樹さんに
インタビューして、
作品についてとか文章についてとか、
根掘り葉掘りほじくり出した本。

(書いてて思ったんですが
 「根掘り葉掘り」の「葉掘り」とは
 なんのことでしょう。
 「根」を掘るのはわかるけど、
 「葉」?って思ってネットにいくと、
 たくさんの人が同じ疑問を持っているようで、
 瞬時に見つけられました。
 結論をいうと、
 特に意味はなく
 単に調子よく言うための
 語呂合わせなんだとか。
 ありゃ、カッコ書きの中で、
 こんなに文字を埋めちゃいました。
 内容が薄くなるわけだ)

そのみみずく本の中で、川上さんが
「春樹さんの文章は、
 どんどんどんどん読みやすくなっている」
という感じで指摘するところがあります。

答えて村上さんは
「そこを目指して
 長いことやってきたんですから」と言う。

ぼくがそこで思った読みやすさって、
小難しい漢字などは一切使わず、一文も短く、
これ小学生向け?
と思えるようなものでした。

で、この『白銀の墟 玄の月(2)十二国記』。

漢字たくさん、難しい言葉てんこ盛り
……なんですが、
どうしてこんなに読みやすいんでしょう。





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