2020年1月15日水曜日

『ナポレオン(3)転落篇』(佐藤賢一)読みました。


読書っていうのは、
当たり前だけど文字を
目で追うことです。

文字を目で追って、
文字の連なりが表している言葉を
コリコリと頭の中で分析していって、
文章として理解して、
ガハハと笑ったり、
ウウウッと泣いたりする。

本を途轍もなく早く読める人は、
いちいち脳みその中で
朗読なんかしないで、
印刷されている文字だけを見て
瞬時にそういった一連の作業ができると、
どっかで聞きましたが、
ぼくはそこまでの達人じゃないので、
たいていは文字を
目ん玉でひょいひょい追いながら
脳内音読しています。

あ、
今ちょっと見栄を張っちゃいました。

読書中のぼくの目ん玉は
「ひょいひょい」とは動きません。

読むスピードは早くはないので
「のろのろ」もしくは「へろへろ」です。
これは、毎日やっているランニング通勤の
足の運びと一緒です。

でもでも、
本当のたまに、
脳内朗読じゃなく、
読書の達人技みたいに、
ページをさらうだけで、
ちゃんと内容が理解できちゃうこともあるんです。
年に数回あるかないかだけど。

で、この『ナポレオン(3)転落篇』。

気がついたら達人技で
読んでいた箇所がありました。
それって、
文章が読みやすいってことなのかしら。





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